魔女姉妹のとある昼下がり(SS)



魔「アル。何をしているのですか?」

改魔「ご覧ミシア。あんなところにウサギが二匹」

魔「ウサギ………雲姉妹じゃありませんか。ウナギの間違いでは?興味ありませんね」

改魔「待ちなさいミシア。日々散々あの赤き雲に弄くり回されている妹の為、私が仕返しをしてやりましょう」

魔「仕返し?孕ませでもする気ですか」

改魔「あんな可愛いげの欠片もない雲姉に興味はありません。時を止めて彼女の顔に落書きをしてやるのです。勿論油性マジックで」

魔「何という恐ろしい仕返し…っ!!」

改魔「ウフフフフ…額に肉でも頬に馬鹿でも、何でもかんでもやりたい放題よ?」

雲「やりたい放題とは、そんなに欲求不満か地味なの」

魔「雲」

改魔「おや。お戯れを。貴女と違って無益で野蛮な生殖行為など致しません。口を慎みなさい?」

雲「ふん。口から生まれてきたような女に何を言われようとも何も感じんわ。お前こそ青いのに躾と言う名の破廉恥行為を行っておるではないか。この変態SM女王め」

改魔「何……?………ふっ、貴女は少々口のきき方がなっていませんね。私が直直に正してあげましょう」

雲「言うてくれるわ。お前こそ身の振り方を改めるがいい。お前は無の化身の前にいるのだからな」

改魔「ふふふふ…」

雲「くくくく…」

魔「………その話まだ続きますか?(もう帰りたいんですけど…)」