昨日女王ノア絵をUPって愛の戦士ヘッドロココのノア推し的なダラダラ感想文投稿しました。
https://nousk.jp/wp/works/illust/10697
旧ビックリマンアニメを観て、シールを集めていた頃私が一番好きなビックリマンのキャラクターはワンダーマリアでした。私が愛の戦士ヘッドロココを知ったのは小学生低学年の時です。
ロッテ ビックリマンシール検索
第11弾 ワンダーマリア
https://www.lotte.co.jp/products/brand/bikkuri_man/bmsearch/detail.html?id=11001
悪魔だらけのビックリマン ワンダーマリア
https://www.lotte.co.jp/products/brand/bikkuri_man/bmsearch/detail.html?id=ak002
アニメビックリマンキャラクター紹介
https://www.toei-anim.co.jp/sp/bikkuri-man/character/akuma01.html
復刊ドットコム「愛の戦士ヘッドロココ」
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68319086
左が愛の戦士ヘッドロココ、右がビックリマンシールのワンダーマリアです(24/8/11追記)
その場を荒だてないようにしたのですが「色々ビックリマンの漫画やアニメあるんだね自分向きのビックリマンじゃないのもあるんだ」で収めたんだけど、詳細まで書くとそう良い思い出でもなかったんです。
愛の戦士ヘッドロココ読む?と勧めた友人を強くは否定しなかったけど。返答によっては喧嘩になっていました。
小学生低学年の頃お絵描き仲間の友人がいて。彼女は少女漫画寄り。私は少年漫画寄りだった。彼女は達者な絵描きだったので友人といっても私は尊敬してて、対等な関係というよりそれなりに気を使っていました。Xtwitterとかですと自分と交流してアドバイスもくれる『神絵師様』に対等だよね?といわれたところで気をつかうみたいなものでした。
私はシール版と旧ビックリマンアニメ。友人は愛の戦士ヘッドロココのみにハマってた。ビックリマンの好きなキャラの話になったときお互いワンダーマリアだったけど全く話が噛み合わなくて。
「ワンダーマリア可愛いよね」と言われ「え?マリア可愛い?格好良くない?」から。「マリアとロココは幼なじみで恋人同士だけどマリアの母ノアが二人の関係を許さないんだよね」と。「え、サタンマリアとロココはライバル同士で。マリアの母ノアはロココ達天使を倒すためにワンダマリアにパワーアップしたよね?」という具合に噛み合いませんでした。
お互いが私の知ってるビックリマンじゃない。お前は何を見ているんだになって。お互いワンダーマリア描いたら別キャラで。話を聞いて見たら彼女は愛の戦士ヘッドロココだけ見ていた。私はシール集めてアニメだけ観ていた。コロコロは買って貰えなくて、ピックリマン好きの男子に断片的に見せて貰っていたビックリマン情報を語っていたが発覚しました。
その時彼女は「ああ夜紫蛇ちゃんみてたのアニメ版とシールか。兄貴たちがあつめてみてるんだけど私あれは見てない。マリア怖いし嫌い。漫画のマリアは可愛いよ。読む?」と。
「そっちのマリアのがシールと違う別物じゃん!」と未熟な子供だった私がキレなかったのは、単に彼女の方が画力が格段に上で達者な絵描きで憧れていたから。強く言って嫌われてお絵描きグループ解消になったら嫌だからただ気を使ったに過ぎなかったです。
「うーんいいかな」「私はアニメとシールのマリア格好良くて好きだし」といったら沈黙の後、「夜紫蛇ちゃんはドラクエとかも可愛いのより強くて怖い女のが好きだもんね」とそれ以上愛の戦士ヘッドロココ版のマリアの良さを私にすすめることはありませんでした。
「色々なビックリマンあるんだね」でその場は打ち切りました。お絵描き趣味だったから一緒にいただけで、中学になって漫研的なクラブに入ったら好きな漫画やゲームが一緒の趣味があう創作仲間ができたので疎遠になりました。
その後、愛の戦士ヘッドロココの表紙等は見る機会はありましたが、読んでみようと思ったのはワンコレ初めてビックリマンが再熱しノア母さんにハマってからでした。
漫画そのものでなく、その漫画のファンだった友人にシールと旧ビックリマンのワンダーマリアを否定され、漫画版の方が可愛い!と言われていたので、うっすら苦手意識があったのです。
小学校低学年の頃のうっすら苦手、そろそろ克服してもいいんじゃないか。ビックリマン再熱していなかったからきっかけ無かっただけでそれが心の棘になってる状態はあまりよろしくない。
そういう、あの時モヤモヤしたことを自分の中でも気持ちの整理がつきました。
今思えば、彼女の友人は少なかった。彼女にとって私は何でも言えるし絵のアドバイスもしてやる妹分みたいなものだったのだろうなと。
私が彼女の意見を受け入れなかったのはビックリマンの漫画貸そうか?と言われて否定したとき。夜紫蛇のくせに生意気だぞー!と茶化せなかったのは超えちゃいけない一線越えたと彼女も多分彼女なりに気を使ったのだろうなと。
趣味の二次創作中心ですが、自分も漫画を描くようになった今、「そっちのマリアのが別物じゃん!」と批判するのも未熟だったと思っています。友人との人間関係を考えて飲み込んだことばですがそれを浴びせず本当に良かったです。
原作設定のこしつつ大幅アレンジ系のコミカライズも嫌いではありません。そのアレンジが自分に向くか向かないかだけです。どんなにアレンジしても自分が惚れたそのキャラらしさ譲れないポイントどこなのか合致してる作品は楽しめるし、合致しなかった作品は自分向けでないなとおもうだけ。
絶対苦手で読むと不快になるから辞めた方が良いアレンジ強いコミカライズはあえてよみませんが、そこまで不快感無い場合、自分向きでないコミカライズ、ここをそのキャラらしさとのこしたかという価値観の違いをみるのも新鮮で楽しいですね。
私を含めて二次創作だと他人が楽しめる漫画になっているというのは考えず自分の妄想を形にすることが基本好みの性癖やカプ作品しか見ませんから。
原作から外れるのは絶対許せなかったら原作だけみてたのしめばいいとおもう派なので。ただ、原作の世界観やキャラ人気を想定したコミカライズでアレンジが強い場合はコミカライズとして譲れぬポイントどこを拘って残したの?それは漫画として登場人物の感情の流れは自然なのか。漫画として面白いのかはどうしてもそれは見てしまいますね。
それが読み取れないとこのコミカライズこの原作でやらんでも……とはどうしても思ってしまいますが、そう思った漫画は言及すら私はしません。特にファンアートまで描くのは何かしら読んでよかったとおもった点があった漫画だけです。
愛の戦士ヘッドロココは私向きではありませんでしたが、「悪魔のマリアと天使のロココが聖魔和合し子を成した」この部分は残して、恋愛描写を丁寧に少女漫画向けにキャラの設定や外見性格を広く受け入れられるように大幅アレンジしたビックリマンのコミカライズとしたらアリだと思いました。ビックリマンでやらんでも……ではなくこれもビックリマン漫画のひとつでしょう。
ただ私向けではなかったし、どういうビックリマンの漫画が読みたいかお互いの理解が及んでいない段階でワンダーマリア好きなら読むべき!としたら、そりゃ否定もしたくなる。そういうギスギスは私以外にもあったのではないのかなと。
そんな思い出語りでした。自サイトのみ公開文ですが、さすがにダラダラ自分語りを失礼しました。
24/8/11追記
読んだ当時はビックリマン二次創作界隈に配慮してた文章でしたが、距離を置いた今思うことはtwitterにてつぶやいています。
【長文】愛の戦士ヘッドロココのワンダーマリア(左)とビックリマンシールのワンダーマリアちゃん(右)の見た目の違いこれやぞ……。両方のマリアちゃんが好きなファンは否定しないし、カプ創作してるお絵描き界隈は寧ろ両方好きな人が多いようだった。… pic.twitter.com/T76yUlx5Tp
— S,夜紫蛇🔞nouskjp (@nouskjp) August 11, 2024